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アメリカ研修ツアー

アメリカアスレティック・トレーナー研修ツアー in オレゴン

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研修3日目 (2006.7.27 Thu)

OSUでのスポーツ医学の研究トピック(Dr.Harter 通訳:木村)

「ACL損傷予防・危険因子とその対策」についての講義が行われました。ハーター教授が30年間研究を続けてきたACLについての講義を聴き、感動と興奮を覚えました。性別による損傷の度合いの差や損傷日の危険因子など、最新ACLの研究により新たな予防プログラムが作成されたことを知り、スポーツ医学の研究はどんどん進んでいるんだなと思いました。

Corvallis消防隊見学

アスレティックトレーナー研修ツアー in ピッツバーグ2005の報告写真 日本と比べものにならないくらい大きい消防車には驚かされました。消防官の方も大きかったですが・・・。実際に出動時の緊急サイレンをテストで鳴らしてくださったり、Corvallis管轄内の別の消防車出動の無線連絡が入ったり、生の迫力を体験することができました。普段立ち入れることの出来ない、消防署内のキッチンや、署員のトレーニングルーム、宿泊施設などを詳しく案内してもらいました。24時間働いた後、2日休日という勤務シフトで働いているというのには驚きました。 この消防署見学で、人のために働くことの大切さを教えてもらった気がします。緊張感のある現場で働いていながら、職員の皆さんが楽しそうであったのも、充実感のある仕事であるからでしょうか?

オンフィールド・救急医療対策プラン(Dr.Harter 通訳:木村)

ATCが多くの危険と直面するスポーツ現場で、普段からどのような危険な外傷に対しても対策・準備をしている事に医療従事者としてのプロフェッショナルさを再認識することができました。頭部外傷、頚椎損傷などで「倒れている選手をむやみに動かさない。」ことの重要性などについて授業では習っていたものの、実際の話や画像を織り交ぜながらの講義に改めて重要性を感じました。一つの判断を間違えれば、その人の人生や生命に関わることなので、今日、勉強したことはしっかり覚えておこうと思います。

スパインボードによる運搬法(Sam Johnson 通訳:右田)

アスレティックトレーナー研修ツアー in ピッツバーグ2005の報告写真 アメフト選手用のヘルメットやショルダーパッドも着用したままでの実技であったため、とても大変でした。最後に「うつ伏せに倒れている選手のスパインボードへの運搬法」を見学しました。常に、その場にあった臨機応変な対応と、どのように体を動かしたら頚部への二次的な損傷を防げるかなど考えて動かすという事が重要であることを学びました。

サプライズ・パーティー

アスレティックトレーナー研修ツアー in ピッツバーグ2005の報告写真 今日は参加者の一人が誕生日で、みんなで密かに計画し、ケーキ・花束・カードで参加者全員でお祝いをしました。アメリカの甘〜いケーキにびっくりしながら、和やかなムードのサプライズ・パーティーとなりました。 ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

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